見た目で損をするビジネスマン・営業マン・就活生がやりがちなこと ~外見力・メラビアンの法則~
外見力は重要です。仕事は中身も大事ですが、同じくらい外見も重要です。
南カリフォルニア大学のメラビアン教授が提唱している「メラビアンの法則」という有名な法則があります。以下の比率で人の印象が決まります。
メラビアンの法則
・07%:話す内容
・55%:目からの印象(服装・表情・態度)
・38%:声の印象
何と印象は話す内容以外で決められているのです。
服装・表情・態度がとても大事だということなのです。皆さんも人付き合い以外でも例えば商品を買う時、印象は非常に大切ですよね。
同様にビジネスマン・営業マンにとっても「外見力」を上げることがビジネスを成功する上でも非常に大切なのです。
長く付き合うクラスメイト・友人であれば、印象だけでなくても良いかもしれませんが、短期的な成果が求められるビジネスにおいては、印象が良いことは非常に大事です。
見た目で損をするビジネスマン・営業マン・就活生がやりがちなこと①
~身だしなみがだらしない~
気を付けるだけで出来る以下の項目には気を付けていますか。
・鼻毛は出ていないか
・爪が伸びている
・髪が手入れされていない
・フケが肩についていないか
・髭のそり残しは無いか
・体臭、口臭をケアしているか
・タバコの臭いをケアしているか
上記が1つでも気になると、私は面接では不採用にします。たまたまその日だけ、鼻毛が出ていたのかもしれません。とても立派なことを言っていても耳に入ってきません。
上記は心がけだけで即時に改善出来ることなのです。それをしないで、大事な場に臨むということは、仕事もそうなるのかと思われてしまいます。
体臭、口臭についてもこれは体質もありますが、スメハラという言葉もあります。デオドラントや消臭シート、または口臭ケアグッズは山ほどあります。自分のことを客観的に捉えて、相手を思いやることは仕事をする上で大事です。そのため、体臭・口臭をケア出来ないということは仕事とも直接関係あるのです。また、最近はタバコNGな会社が大半だと思います。営業の商談の場にタバコの臭いを漂わせてやってきている営業マンは未だにいます。タバコを吸う本人は気づいてませんが、吸わない人はすぐに気付きます。業務時間喫煙禁止の会社は多いですが、最近は、タバコを吸う人はそもそも採用しないとの会社もあります。
一昔前は、喫煙所で商談を行ったり、社内でもコミニケーションをとる場になっていたこともありました。そんな時代は終わりました。
周囲の人に悪影響を与えていないか?その気遣いが出来ない人は、仕事は出来ない人だとみなされてしまうどころか、土俵にすら上がれないのです。
見た目で損をするビジネスマン・営業マン・就活生がやりがちなこと②
~細部を大事にしていない~
以下の様なことはありませんか?
・靴が汚れている
・靴がボロボロ
・子供向けのペンや無料配布物のペンを使用している
・靴下に穴が開いている
・スーツの時の靴下が白色
・髪がセットされていない
・太りすぎ、やせすぎ
足元の靴が仕事柄、人柄を表すと言われます。靴はすぐに汚れます。その靴をメンテナンス出来ていない人は非常に多いです。高級な靴でなくても構いません。家を出る前に靴を磨いていますか?靴の輝きが信頼の証です。靴を磨いているかどうかは見たらすぐに分かります。
靴がビジネスの場において大事で言われ続けているにも関わらず、靴が汚れ切っている、ボロボロになっている人は沢山います。
そんな競合営業マンを見た瞬間に勝ったと思います。逆に手入れされた靴を履いている人を見ると、「出来るな!」と一目置いてしまいます。
靴を大事にメンテナンスすることが、結果的に靴を長持ちさせ、コストパフォーマンスも良くなります。
同様に、就活生や若い女性で時々いますが、キャラクターのペンでメモしている人がいます。プライベートや周囲に人がいない自分の空間であれば問題はありません。相手がいる前でメモを取る時は高級品でなくても相応しい物を使用しましょう。
また、営業マンやビジネスマンが契約する時はなおさらです。
契約書にサインする時に街中の貰い物のペンが出てきたらがっかりです。TPOをわきまえた物を心がけましょう。一流の営業マンはカバンにしっかりしたペンを一つは入れています。
また、靴下に穴が開いている人も時々います。普段は気づきませんが、会食した時に靴をぬぐと親指が出ている人。今日空いた穴なら仕方ないですが、穴の大きさからして、朝から開いていたことが丸わかりなサイズの穴が開いている人。ばれてますよ。
見えない場所でだらしない人、仕事も見えてない所でだらしないのではと思ってしまいます。
最後に靴下の色がスーツの時に白はありえません。何よりださいです。営業マンではみかけませんが、電車に乗っているとたまーに見かけます。やめましょう。
あとは髪ですが、業界によってOK範囲は異なると思います。ただし、ビジネスの場ではセットされていないボサボサの状態では失礼にあたります。丸刈りならセットする必要はありませんが、ある程度の長さであれば、ワックス・ジェルなど使用して髪型をセットしましょう。
私は20代まではナチュラルなワックスでしたが、30代からはジェルを使用しています。セットをしていることが相手にも伝わるからです。
また体型も非常に重要です。ビジネスの場で仕事が出来る人は軒並みボディメイクをしっかりしています。太りすぎていると、自己管理が出来ない人、痩せすぎだと頼りなく見えます。運動をして問題ない人は、健康維持の為にも適度な運動や筋トレで体作りは必須となります。
かくいう私も太り始めていたので、お金をかけずに自宅で筋トレ・運動中です。
身だしなみに気を遣えるということは、大人としてのマナーであり、出来るビジネスマン・営業マンとして大切な能力なのです。
自分の中身を見てもらえず損をしない様に、外見力を高めていきましょう。