円滑なコミュニケーションの為に、「聞き方が9割」
コミュニケーション力とは何でしょうか?
それは「聞く力」です。
もちろん「話す力」も大事なのですが、コミュニケーションにおいては、「聞く力」が大切なのです。
皆、聞いてほしいのです。だからこそ、「聞く力」を持っていることは重要で希少なんです。そう聞くことこそ主役なのです。
聞き方の基本5箇条
禁止事項 4箇条
聞き方の基本5箇条
・表情
笑顔になることが大事です。
コミュニケーションする時、相手も不安なのです。人間は不安を抱える生き物なのです。その不安を和らげるのが笑顔なのです。目上の人などと話すと特に緊張しますが、こちらから笑顔を出すことで、お互いにリラックス出来るのです。
ただ、内容によっては、笑顔を出せないことありますよね。その場合は、相手の話に合わすことが大事です。
・うなずき
うなずきをすることは大事です。相手が話している時にどうしてますか?
相槌も大事ですが、ずーと相槌あるとわざとらしかったり、難しかったりします。
ただ、うなずきは強弱をつけてずっと実施してください。相手は話を聞いてくれていると、安心してどんどん話してくれるのです。
・姿勢
相手に興味を持っている態度を出すことが大事です。目を見ずに下を向いている人が相手だと、話をしたくなりますか?相手の目を見て、方向に体を向けて、他のことか手を放し、しっかり聞く姿勢・態度を取るのです。そうでないと、相手はあなたに話を続けてくれなくなるでしょう。
・笑い
相手を笑わせたいですね。最大に肯定されると感じるのは、相手が笑ってくれている時です。だからこそ笑わせたいのですが、相手も逆です。相手の話を盛り上げるには、少しオーバー気味に笑うのです。結果、両者とも笑いが多くなるのです。
・感嘆、賞賛
上述した態度やうなずきにも共通しますが、感嘆「おー」「えー」など入れると相手は盛り上がっていると錯覚して気持ちよくなるのです。
そして、相手は褒めてほしいのです。賞賛をいれましょう。「すごいですね」「素晴らしいですね」
相手に承認されるためには、しっかり賞賛してあげることが大事です。
禁止事項 4箇条
・否定
仲良くなりたい、相手の意見を聞き出す為には、否定は厳禁です。
その逆は、承認です。では、どの様な一言がいいでしょうか。「いいね!」を出しましょう。まずは、ささいなことでも「いいね」をあげましょう。
ポイントがあります。良いなと思わなかった時でも、まずは冒頭に「いいね」をつけるのです。その後に自分の意見を加えても良いのです。
「そうだね。」「それは大切だよね」など、相手を否定せず、承認することを心がけましょう。そうすることで、相手は自分から離れず、話をしてくれるのです。
・コントロールしようとする
急かさない。
止めない。
話題を変えない。
上記の3点をしないように気を付けます。ビジネスの場では、時間の制約もありますので、コントロールせざるを得ない時もあります。仲良くなりたいのであれば、つい相手をコントロールしたくなるのですが、我慢して一緒に乗っかることが大事です。
・解決
すぐに答えを出してはいけないのです。部下へのコーチングでも大事な点ですね。
本当に相手が困っていて、教えてほしいと言われている時は良いのですが、そうでない時に早急に解決をこちらから出してはいけないのです。
問題、悩みを持っている人はまずは聞いてほしいのです。聞いてほしい段階で、意見を言われるとあなたはどう思いますか?
ポイントは、聞いてくる人は、既にその人自身の答えを持っていることが多いのです。それを言う前にこちらが先に解決してはいけません。
・マウンティングを取る
自慢をしたいですよね。自慢だけでなく、相手の上に立ちたいという気持ちからくる自慢はだめです。同様に難しい言葉をつかる。態度で相手をバカにすることも厳禁です。
そういった言葉、態度がある人とは当然ながら話をしたくないですよね。
大事なこと
・内容より感情
もちろん話の内容はとても大事です。同様に感情も大事なのです。同じ話を聞く姿勢・態度が自分自身・そして相手の感情となるのです。
話して良かったと思われる様に、感情を大切にすることが円滑なコミュニケーションを取るために大事なのです。
円滑なコミュニケーションで、仕事もプライベートも充実させていきましょう!